PMP試験対策ブログ PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)の役割とPMP試験問題

こんにちは。PMP Masterです。

PMP試験対策ブログ更新していきます。

 

本日のPMP試験対策ブログは、少し実務向きなお話をさせていただきます。

 

みなさんの所属している組織にPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)という組織は御座いますか?

 
PMO(ピーエムオー)とそのまま読むのですが、このPMOがある組織って結構巨大な組織だと思いますよ。IT業界などではPMOが存在している事が少なくないようです。
 
とはいえ、PMOがなければないで問題ないことま多々あります。PMOは、小さい組織では不要な部署だと思います。(不要というか、巨大な組織PMOの意義が発揮されやすいというのが正しい表現かもしれません)
 
PMMとは、Project Management Officeのことです⬇︎

PMP試験対策ブログ PMO

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PMOについても、PMP試験でかなり出題されるようになってきています。
 
米国PMIがPMP試験問題を作成しておりますが時代の流れに合わせて、PMP試験問題も変更・アップデートされてきています。今回のアジャイル開発問題が50%を占めるようになる変更も、前述の例の一つであると感じます。
 
現在のプロジェクトマネジメントの主流は、「組織にPMOが必要である」との認識が高まってきているのが背景だと思います。
 
〈みなさんからのご質問〉
PMP試験対策講師を務めている傍ら、みなさんからいくつか共通のご質問をいただきます。
 
例えば・・・
 
PMOっていったい何をする部署?
 
PMOってどんな役割?
 
PMOって無いと有るとでどう違う?
 
こう言った質問に回答しなが、これからはPMP試験対策及びPM実務に関連する内容を記事にしていきます!
 
実は、PMP Masterは、3年間ほどPMOとして、組織のマネジメントを経験しておりました。ちょうどその頃PMBOKに出会ったというわけです。
 
今だから、しょーじきにお話しますが、PMOって結構大変でした。
 
まず、嫌われたり、ウザがられたりします。笑
 
日本では、(悲しいですが・・)プロジェクトに関わるほとんどの会社員がPMBOKを知らず、PMを感、経験、度胸のKKDでやっている方が多いので(日本はPMBOKを身につけている会社員の数はまだまだ少ないようです)、PMBOKをベースに組織論や理論で話をするPMOがうっとおしいと感じるようです。
 
・・・しかし
 
PMOは機能すると、とってもありがたがれる存在です。
 
私は、PMOに配属されてから、まずこの状態を目指しました。
 
実際は半々ぐらいで、ありがたがる方半分、その逆もしかり。。難しいですね。
 
PMOが組織内で、何をもとめられているか?というと、端的に申しまして、
 
  1. 「組織のマネジメント」
  2. 「標準の作成・提供し、それを組織に浸透させる」
 
主にこの2つだと思います。PMOBK第6版にも、文言があるのですが、
標準の提供は一番最初に記載されている部分です↓
 
PMOは、プロジェクトに関連するガバナンスプロセスを標準化し、資源、方法論、ツール、および技法の共有を促進する」とPMBOK第6版に記載があります。
 
f:id:PMPMaster:20190806085722j:image
 
一応、PMBOKで説明されているPMOの種類は以下の3つ⬇︎
  1. 支援型
  2. コントロール
  3. 指揮型
 
この中で、一番よく耳にするのがコントロール型のPMOだと思います。
 

コントロール型PMOは、プロジェクトの"コンプライアンス"を要求する組織と定義されています。

 

コンプライアンスとは「ルールを守る」という意味を含んでいるのです。

 

つまり、PMOが会社の方針(ガバナンス)をチームに守らせるように働きかけるような活動をします。その他、組織で統一したテンプレートを使用してもらったほうが、組織的にはムダがなく、統一性がとれます。

 

そうした共通のテンプレートを作成して、各プロジェクトチームがそのテンプレートを使用することのコンプライアンスを求めるというわけです。

 

なので、先ほど記述したように・・・

 

嫌われたり、ウザがられたり・・します・゜・(ノД`)・゜・

 

最初は頑張っているのに、そんな扱いを受けて悲しかった・・笑

 

でも機能すると、とってもありがたがれる存在です!!

 

実際に、私が2019年に受験したPMP試験では、PMOに関連する問題が結構深いところまで出題されていました。市販の問題集では載っていないような深い内容です。
 
PMBOK第5版や第6版では、知識を問うようなPMOに関連したPMP試験問題でしたが、2019年5月の時点のPMP試験問題は、PMOの詳細を熟知していないと正解がわがらないような問題が出題されておりました。
 
私は、解答出来たと思い舞うが、おそらく2019年5月時点では、ダミー問題だと思われます。だって明らかにPMBOKのレベルを超えていたので。。
 
今後のPMP試験問題は、PMOに関連する問題が増加もしく難化傾向になると予想しています。
 
これからもPMP試験に役立つ情報を発信していきたいと思います。
 
次回の記事もみなさんの参考になれば幸いです。
 
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