PMP試験対策ブログ　プログラム・マネージャーとプロジェクト・マネジャーの役割

こんにちは。PMP Masterです。

PMP試験対策ブログ更新していきます。

本日は、プログラム・マネージャーとプロジェクト・マネジャーについてまとめてみたいと思います。

なぜプログラムマ・ネージャーとプロジェクト・マネジャーについてを記事にしたいと言いますと、プロジェクトに関わるものとして、組織で動くために、プログラム・マネージャーとプロジェクト・マネジャーの違いを理解しておく必要があるからです。

プログラムマ・ネージャー

プログラム・マネジャーは、プログラム内の複数のプロジェクトの相互関係に考慮して、各プロジェクトをマネジメントするための最適な手法を決定します。

その活動には以下の事項が含まれます。

各プロジェクトの目的と目標をプログラムや組織の戦略的な方針と整合させること
プログラムのスコープをプログラム構成要素であるプロジェクトに割り当てること
プロジェクト間の相互依存関係をマネジメントすること
プログラム内の複数のプロジェクトに影響する可能性のあるリスクをマネジメントすること
複数のプロジェクトに影響する制約条件や衝突を解消すること
プログラム内の複数のプロジェクト全体に予算を配分すること.
etc.

仮にあなたが、プログラム・マネジャーとプロジェクト・マネジャーの両方の立場である場合（兼任している場合）、

自分が担当するプロジェクトを最優先させるのではなく、全体最適の視点で適切な判断が求められます。

★PMP試験のポイント★

PMBOKガイドは、単一のプロジェクトについてマネジメントするためのガイドです。

それゆえ、プログラム・マネジメントとやポートフォリオ・マネジメントにはダイレクトには手法が適用できるとは、PMBOKガイドは述べておりません！

プロジェクト・マネジャー

プログラム・マネジャーが複数のプロジェクトに対して、

プロジェクト・マネジャーは・・・・

上図のタレントトライアングルに沿った能力・スキルが必要です。もし不足していれば、スキルを磨いていく必要があります！！

戦略的マネジメントスキル
リーダーシップ
テクニカルプロジェクトマネジメントスキル

この３つは、米国PMIは大好きなので、PMP試験として出題されやすいと思います。

と・・・教科書に書いている記載をそのままブログに書くつもりはありません（笑）

PMP試験対策講師としては、プロジェクト・マネジャーに求められている責務を端的に述べますと・・・

制約条件を考慮し、スケジュール・コスト・スコープ等を遵守するために、

プロジェクトの調和を保つこと

が主たる責務だと私は考えます！

具体的には、プロジェクト・マネジャーは実務であれこれと手を動かすのではなく、プロジェクト・メンバーがスケジュール通り業務が出来るように環境を整えてあげる必要があります。

そのためには、ステークホルダーとのコミュニケーション・人間力を駆使することがPMBOKガイドでは求められています！

以前、プロジェクト・マネジャーの仕事の9割は、コミュニケーションに割いていると言われている点について記事にしました。

これは、「優秀なプロジェクト・マネジャーの時間の90%はコミュニケーションに使われている」という趣旨の論文が発表されていたから、現在キャッチフレーズのようにPMP界に流布しています。

プロジェクト・マネジャーは実務に時間をとられすぎないように、チームに任せられるようにチームを育成しましょう！！　結果的に、PMBOKガイドでは、実行のプロセスはあまり内容がありませんよね。これは、PM(プロジェクト・マネジャー）は、その帆のほかの部分により注力する部分があることを暗に示していると思います。

チーム形成の移行をタックマン・モデルで説明しますと・・・