PMP試験対策ブログ PMP試験合格 PMI-ismリタ本

こんにちは。PMP試験対策講師をしておりますPMP Masterです。

PMP試験対策ブログ更新していきます。


PMP試験合格へ向けて、どのような準備をしていけばよいかという質問を、いただくことがございます。


勉強方法、どんな参考書を使うべきか?など色々あると思います。


さて、本日はPMI-ism(PMIイムズ)というものを取り上げてみたいと思います。なぜこのPMI-ismを考える必要があるかと言いますと、この考え方を身に着けておくと、PMP試験本番で正しい回答を選択する率が高くなるからです。

PMI-ismという言葉は、Rita Mulcahyさん(PMP Exam Prepの著者)が使用し始めた言葉であると記憶しています。PMP Exam Prepの中でも記載が確認されます↓

PMI-ism Rita本

PMI-ism Rita本

Rita本にPMI-ismが記載されているのですが、項目が全部で70以上あります。これが全てPMP試験合格に必要なPMI-ismかというとそうでもないような気がします。

プロジェクトマネジメントを実施する上で、ごく当たり前な内容が記載されていることが多いです。

ただし、そのうち5つぐらいはPMP試験合格に必要なPMI-ismであり、Rita本と合わせてPMBOKガイドや過去問から考えました、私の考えるPMI-ismを本ブログで紹介したいと思います。

PMP試験に特化したPMI-ismは暗黙知でもあります。しかしながら、ポンとを絞って形式知にしていきますので、PMP試験合格に役立てていただけたらと思います。

PMP講師の独り言〉
PMP試験対策ブログでは、PMPMasterが独り言を書いていきます。PMP試験対策の参考になることしか独り言しませんので、読んでやってください。(笑)

PMP-ismとは、端的に述べてみますと、【米国PMIが望むプロジェクトマネジメントを実施する考え方】であり、このPMI-ismに沿って活動できるプロジェクトマネジャーにPMPを与えたいという事だろうと考えられます。

それゆえ、PMP試験では、このPMI-ismを身近にしている方はPMP試験の問題で正答を導きやすいと私は強く感じます。実際にPMP試験を受けている際は、PMI-ismに沿って回答することを心掛けました。

PMP試験で効果の高いPMI-ismとは・・>

  • プロジェクトマネジャーはまず事実確認を行う➡そして対処法考案➡伝達する
  • プロジェクトマネジャーは、問題を報告することではなく問題を解決(未然に防ぐ)ことに重を置く
  • プロジェクトマネジャーは、必ず記録に残す(教訓登録簿、リスク登録簿の更新を怠らない)
  • プロジェクトマネジメントのプロセスを理解せねばなりません。(最初になにをするか、次に何をするべきか?)
  • プロジェクトマネジャーは、国際プロジェクトにおいては現地の風習を尊重して受けいれる。

この6つを意識してPMP試験に臨むだけで、かなり違ってくるのではないかと思います!!

頑張ってください!PMP試験合格応援しています(^^♪!

 

<参考>

2019年PMP試験受験時の試験問題に対する率直な感想はこちらから読むことができます。➡️PMP試験対策ブログ

製薬業界・医療機器業界とPMPについては、こちらから読むことができます。

PMPと製薬業界・医療機器業界のプロジェクトマネジメント : PMP試験合格とプロジェクトマネジメント

 


<参考:Rita本に記載されているPMI-ismの一例>

  • プロジェクトマネージャは既存のシステムや会社の文化の中で対応しなければならない
  • PMBOK Guide では、"task"という用語は使用されない。"work packages", "activities", "schedule activities" が使用されます。
  • "Gantt chart"という用語は使用されない。"bar chart"のみ。
  • プロジェクトマネジメントのプロセスを理解せねばなりません。最初になにをするか、次に?
  • プロジェクトマネージャーの仕事は、問題を解くことではなく、問題を防ぐことである。
  • プロジェクトマネージャーは、意味のない情報を集めるのに時間を費やすべきではない。プロジェクトをコントロールし、アクションを通した状況を知ることに時間を費やすべきである。
  • 偉大なプロジェクトマネージャは、出席者を一同に集めレポートを提出させるようなミーティングを開催しません。
  • プロジェクトマネージャは、お客様の利益のためにプロジェクトをコントロールすることを目的とします。
  • プロジェクトは、スケジュール、予算、プロジェクトの目的を満たすよう完了せねばならない。さもなければ、それはプロジェクトマネージャの失敗となります。
  • 遅延は未来の作業を調整するために発生しなければならない。
  • プロジェクトマネジメント計画書は、全ての関係者によって承認され、現実的であり、そして、皆が達成できると思われるものでなければならない。
  • プロジェクトは、プロジェクトマネジメント計画書をマネジメントすることである。
  • プロジェクトマネジメント計画書は、単なる bar chart や WBSではない。 なにによって構成されるべきなのかを理解してください。
  • もし可能であれば、全ての作業およびステークホルダーはプロジェクト開始前に識別される。
  • ステークホルダーはプロジェクトに含まれ、リスクの識別やマネージメントに役立つ。また、チームビルディングにも含められる。
  • 全ての役割と責任は、プロジェクトの個々に"明確に"アサインされなければならない。プロジェクトスコープステートメントに密接に関連している。
  • 失うものなくなにかを得ることはできない。スコープの変化は、時間、コスト、品質、リスク、顧客満足度にどのような影響を与えるか評価せねばならない。
  • "kickoff meeting"の意味を取り違えないでください。
  • プロジェクトマネジャは、早期に問題を発見し、変化を監視し、問題を防がなければならない。
  • プロジェクトマネジャは、実行する前に必ず計画を策定すべきである。それゆえ、全ての知識領域でマネージメント計画をおこなうべきである。
  • プロジェクトマネジャがマネージする制約には、スコープ、スケジュール、コスト、品質、リスク、そして顧客満足度が含まれる。(通常 "triple constraint"と呼ばれるが3つ以上ある)
  • PMBOK Guide は大規模プロジェクトに求められることに関して述べられている。(もちろん試験に関しても)
  • プロジェクトマネジャは、プロジェクト立ち上げの間にアサインされる。
  • 調整策(corrective action)と予防策(preventive action)、2つのコンセプトの差異を理解してください。
  • PMP試験では、企業にはプロジェクトマネジメントポリシーが存在するという一般的な仮定がされています。
  • 品質は、activity や work package が完了する前にチェックすべきである。
  • 人々は仕事により補償されなければならない。
  • プロジェクトマネジャーは、計画プロセスグループの間に報酬に関する枠組みを形成します



  <よろしくないプロジェクトマネジャーの例>←PMIはこんなPMを合格させないように、PMP試験の問題を作成しております

  • 完了率を確認することに注力する。
  • ありきたりの状況確認ミーティングのために一同を部屋に拘束する。
  • 絶えずチームメンバーのチェックをおこなうことによる世話に、ほとんどの時間を費やす。
  • 見積もりの10%を削減することを要求する
  • Bar(gantt) chartがプロジェクトマネジメント計画書であると考えている。
  • 最終的な(承認された)要求を獲得することを試みない
  • 実際のリソースコミットメントを取り付けない。
  • 報酬システムを持たない
  • 品質に注力しない
  • システムをコントールする手段を持たない
  • マネジメント計画書を持たない
  • プロジェクトマネジメント計画書に沿って評価をおこなわない。メトリクスは作成すらしない。
  • 問題や逸脱の元凶を探し、取り除くことに時間を費やさない
  • プロジェクトマネジメント計画書に従ってプロジェクトを逸脱しないよう調整的なアクションをおこなわない。
  • プロジェクトマネジメント計画書の効果に関する再評価をおこなわない
  • スケジュール、コスト、スコープに対する正確さや完全性に関して再評価をおこなわない
  • 自身の部門の仕事をさせるために、リソースマネージャの必要性を無視する。
  • プロジェクトがチームメンバーの評判に影響を与えることを理解していない
  • プロジェクトマネージャは、プロジェクトチームの人的リソースに対して責任があることを理解していない。経歴や推薦等
  • 現実的でないスケジュールに対して、プロジェクトマネージメントの責任であるということを理解する代わりに非難をおこなう

 

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