こんにちは。PMP Masterです。
PMP試験対策ブログ更新していきます。
PMP試験対策については、しばらくの間、
PMBOKガイドに記載されている”統合マネジメント”をまとめていきたいと思います。
本日は、プロジェクト憲章の意義についての記事です。
みなさん、プロジェクト憲章って見たことございますか?
つい先日アップしましたこちらの記事で同じようなことを聞いている気がします↓
➡PMP試験対策ブログ ビジネスケースとベネフィットマネジメント計画書の作成 - PMP試験対策ブログ
プロジェクト憲章の意義については、PMP試験でも出題されることがあるのですが、
ご理解の程は問題ないでしょうか?
↑こちらの資料は、PMP試験 要点解説×対策問題にまとめてあります⇒ PMP試験 要点解説×対策問題(PMBOK第6版対応版)
私のPMP試験対策講座で、プロジェクト憲章について、
企業からご参加いただいている受講生の方から質問されました。
<質疑応答>
質問の内容は以下の通りです↓
受講生A
「プロジェクト憲章を作成しないでプロジェクトが立ち上がっています。部署にプロジェクト憲章作成を伝えた方が良いのでしょうか?」
受講生B
「弊社では、いくつもプロジェクトが走っていますが、ビジネスケースもベネフィットマネジメント計画書も作成していないと思います。プロジェクト憲章だって作成していないと思います」
という質問でした。
リアルな会社事情をお聞かせいただきました。PMP試験対策講座では、受講生の方からリアルでとても貴重なご質問をいただけます。この場を借りても、お礼申し上げます。
私はPMP試験対策講師として、以下の用に回答させていただきました。
PMPMaster
「まず、Aさんのご質問のプロジェクト憲章についてですが、文章で作成しないといけない理由はないのです。ですので、おそらくプロジェクトスポンサー(会社の上層部:お財布を握っている人)にプロジェクトの合意を取るために、プレゼンテーションか何かをしていると思われます。その場合、そういった資料がプロジェクト憲章として扱われていると思います。誰にも何も説明せずに(口頭だけで)プロジェクトの予算を得ることはできないと思いますので」
PMPMaster
「Bさんのご質問ですが、ビジネスケースとベネフィットマネジメント計画書は、作成されていない場合もあり得ます。もちろん作成していない場合、プロジェクトの発端が不明確なので、ビジネスケースらがインプットとなるプロジェクト憲章も曖昧になります。
ですので、ビジネスケースがないままプロジェクトがスタートするのは、良い形ではありません。ただビジネスースとベネフィットマネジメント計画書はセットになっていることが多いので、会社ごとに別の名称の資料を作成しているかもしれませんね。」
と回答致しました。
<プロジェクト憲章のポイント>
- プロジェクト憲章は、文章で作成される場合とそうでない場合がありますよね。
- ビジネスケースとベネフィットマネジメント計画書は、セットに一緒になっているケースもありますよ〜。
私も企業でPMOとして新しいことをスタートさせる際は、プロジェクト憲章をPPT(パワーポイント)で作成しましたよ。いや、本当に懐かしいです。
ビジネスケース、ベネフィットマネジメント計画書および、それらがインプットとなるプロジェクト憲章は、全て必ずしも文章でないといけないわけではないとういことですね。
ただし、プロジェクトの目的や評価基準、成功基準がハイレベルで記載されているプロジェクト憲章はプロジェクトスタートには欠かせない資料となります。プロジェクト憲章を作成することの意義ですが、この憲章を発行することにより、プロジェクトマネジャーとしての権限が認められる根拠資料にもなります。プロジェクトチームにアサインされたメンバーも、PMの耳を傾けてくれやすくなります!
<まとめ:PMP試験対策のポイント>
- プロジェクト憲章によって、プロジェクトマネジャー(PM)に権限が与えられる(資源・予算を使う権限を持てる・チームメンバーも耳を傾ける)
- ビジネスケースとベネフィットマネジメント計画書は、プロジェクトの発端である。
- ビジネスケースとベネフィットマネジメント計画書・プロジェクト憲章の3つの資料ですが、最近はプロジェクトマネジャー(PM)が作成することが多くなってきました。それだけ、PMの役割がビジネスサイドに寄ってきているということです。
プロジェクト憲章については、こちらの記事を参考にしております↓
本PMP試験対策ブログが、PMP試験合格のお役に立てればと思います。
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