こんにちは。PMP Masterです。
PMP試験対策ブログ更新していきます。
2020年２月より、個別でPMP試験対策を受け付けております。個別講座にお申込みいただきましたお客様（ブログの読者の方でもあります）から、いくつか素晴らしいご質問がありましたので、皆様にも共有させていただきたく、ブログの中で解答さてせいただきます。
＜PMP試験対策の個別講座を開講いたしました＞
PMP試験対策 個別講座を希望する理由
- PMP試験対策を納得がいくまで、1：１で行いたい。
- PMP試験を受験したけれど、不合格になってしまった
- １：１の講座がどこにもなく、困っている。
- 仕事が忙しく、PMP試験対策講座の出席する時間が取れない。
- etc.
などなど、多様な理由でPMP試験対策 個別講座にお申込みを頂いております。
仕事で忙しいビジネスマンの方のために、個別でスケジュールや講義内容をアレンジしております。
個別講座の希望日程は、ヒアリング時にお聞かせください。
＜PMP試験対策 個別講座について＞
PMP試験対策 個別講座の詳しい内容はこちらから⇒PMP試験対策 個別講座
お申込みされる際は、まずは、現状をお知らせください⇒ご質問・お問い合わせ
PMP試験合格を強力にサポートいたします。
前回の記事はこちらです↓
PMP模擬試験の郵送サービスを開始いたしました。
(本番のPMP試験に非常に近く、その解説も、講師がその場にいなくても全て理解できるように非常に丁寧に記載してあります）
さて、今回のスコープコントロールのお話です。
ご質問者
「スコープのコントロールプロセスの働きについて質問があります。スコープコントロールとは、単純に計画と実測を監視するということでしょうか？」
スコープマネジメントにおける、スコープコントロールっていったい何をしているのでしょうか？
今回の議題は、「スコープコントロールが一体何をしているプロセスであるか？」です。
一つ一つ見ていきたいと思います。
まず、スコープマネジメントのプロセスですが、端的に言いますと・・・
プロジェクトを成功させるために必要な作業・deliverables(成果物の前駆体のような意味）を特定して、その特定された範囲が順守されていることを確認するプロセスで構成されています。
PMBOK第6版に登場するスコープマネジメントのプロセスは、以下の２種類です↓
スコープマネジメントの監視・コントロールプロセスですが、以下重要なプロセスが種類あります↓
2-1. スコープの妥当性確認
2-2. スコープのコントロール
スコープの妥当性確認
このプロセスはPMP試験でも頻出であり、こんなことを言ってはいけないと思いますが、ほぼ100%出題されるでしょうね。（次回以降のブログで、丁寧に扱い説明させていただきます）
さて、
スコープのコントロール
スコープのコントロールですが、端的に申しますと・・・
スコープ・ベースラインを維持するためのプロセスです！
スコープが拡大・縮小される際は、（PMBOKガイドのプロセスに従うと）必ず変更要求が出されており、変更管理委員会（CCB)でその変更についての可否の採択がなされています。
変更要求とは、一般的に言いますと、主要なステークホルダーから出されることが多いと思います。
米国PMIが求めるPM（プロジェクト・マネジャー）は、そうした変更要求が、
現状のプロジェクトのスケジュールやコスト、その他プロジェクト全体にどのように影響するか?
PMが精査する必要があります。
その上で、そのフィードバックを変更要求を出したステークホルダーにしたり、変更要求の実施もしくは棄却の判断をする変更管理委員会（CCB)へ伝えます。
＜変更管理のプロセス＞
- 変更要求の文書による正式な提出（ステークホルダー）
- 変更要求の文書による正式な受領（プロジェクト・マネジャー）
- プロジェクト・マネジャー＋プロジェクト・チームで変更要求の影響を検討
- 統合変更管理委員会（CCB)による可否の採決
（端的に言いますと）PMP試験的には、『スコープコントロールでPMが何をするべきか？』が出題される可能性が高いです。
もうお分かりかと思いますが、スコープコントロールのプロセスは、プロジェクト・マネジャーだけが関与しているプロセスではありません。統合変更管理委員会が密接にかかわってくるプロセスです。こう言った複合的に他のプロセスが絡み合う部分は、PMP試験問題として、出題させやすいポイントだと思います。
★PMP試験対策のポイント★
プロジェクト・マネジャーは、変更の原因や要因を探り、変更の原因や要因に、以下の直接アクションを起こします↓
1. スコープ・ベースラインと実績の差異の大きさを差異分析で検討
2. 変更の必要性を検討する。
3. その結果をステークホルダーや統合変更管理委員会にフィードバックする。（変更要求に対して、是正措置が必要・予防措置が必要など検討がなされる）
変更が正式に認められた後は、「承認済みの変更要求」となり、変更点は関連する計画書に反映され更新・プロジェクト文書の更新がなされる
↑大切です！
計画書類が更新されてから出ないと、プロジェクトチームは動けないのです！
↑超大切です！
承認済みの変更要求は、実際に「実行プロセス」のインプットとして変更が行われます。
↑大切です！
プロジェクト・マネジャーは、承認済みの変更要求が正しく行われていることを確認する責務がありますので、「品質コントロール」にて承認済みの変更要求が正しく行われたことを確認します。
↑大切です！
PMP Masterの独り言
スコープコントロールというと、スコープベースラインと実績に比較をする場所であると理解されている方も少なくないと思います。実は、統合変更管理委員会、統合プロセスの作業の指揮・マネジメントや品質コントロールのプロセスといった重要なプロセスが密接に関係する需要なプロセスなのです。
今回ご質問いただきました点は、非常に良いポイントだったので、ブログにて共有させていただきます。
こうした考え方は、2020年の７月から開始される(予定だった)新しいECO(Exam Content Outline)でもどうようです。
注意:新しいECOでの試験は、コロナウィルスの影響で2021年1月からとなりましたね！
2020年７月からのPMP試験問題改訂の記事はこちら↓
pmpexamprojectmanagement.blog.jp
PMP試験対策ブログが、皆さんのPMP試験合格にお役に立てれば幸いです。
PMP試験対策の勉強方法について、アドバイスが欲しいという受講者、英文作成代行のお客様、ブログの読者の方が多数おります。
PMP試験対策については、こちらの記事↓で説明させていたただ来ました。
ご参考にしていただければと思います。
今後ともご愛読よろしくお願いいたします。
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リスクマネジメントセミナー開催のご連絡
2020年３月中旬に、リスクマネジメントセミナーを開催いたします。場所・日時等詳細は追ってご連絡致します。プロジェクトマネジャー、これからプロジェクトマネジャーを目指す方にとって最も必要なスキルである”リスクマネジメント”について、短時間で身に着けていただく参加型セミナーとなっております。
リスクマネジメントセミナー詳細
日時：2020年3月中旬
場所：新宿
定員：15名（予定）
価格：41,000円（税込み）
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英文作成代サービスの料金は、フルパッケージで15,000円（税込）となります。
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PMP試験対策 ビジネスケースとベネフィットマネジメント計画書って見たことありますか？
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＜PMP Masterの独り言＞
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➡️PMP試験PMBOK第６版49のプロセスマップって、本当に丸暗記されているのですか？？ - PMP試験対策ブログ
