PMP試験対策ブログ プロジェクト知識のマネジメントの重要性・教訓登録簿

こんにちは。PMP Masterです。

PMP試験対策ブログ更新していきます。

 

前回の記事は、急遽コミュニケーションマネジメント計画書の重要性について取り上げました↓ 

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今回から統合マネジメントを再開いたします。

統合マネジメント

➡プロジェクトマネジメント計画書について↓

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プロジェクト知識のマネジメント

本日は、プロジェクト知識のマネジメントについて取り上げたいと思います。

 

さて、皆さんにご質問があります。

 

皆さんの所属している組織では、いくつのプロジェクトが走っておりますでしょうか?

 

プロジェクトチームはいくつありますでしょうか?

 

私が以前所属していた企業は、大企業であり、年間50プロジェクトぐらいが同時に進んでおり、PM(プロジェクトマネジャー)一人当り、3~4プロジェクト以上は抱えている大所帯でした。

 

しかしながら、毎回プロジェクトは火の海であり、なんとか完了させている状態の繰り返しが5年ありました(私がその企業に在籍していた日から退職するまで、ずっと同じ光景でした。一日も欠かさず!)

 

正直言いまして、大企業の複数プロジェクトをもっているという環境が、全く活かされていない状況でした。

 

だって・・・

 

プロジェクトで得た知識や教訓を、組織で共有することを全然しないんですもの・・・

 

  • 他の人のプロジェクト?自分には関係ない!
  • 教訓登録簿なんて知らん!

 

って感じでした(笑)

 

 

 <当時の状況のイメージ>

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Aプロジェクトをスタートさせるとします。

 

AプロジェクトにアサインされたOさんがいます。

そのOさんは、過去のプロジェクトを調べることもせず、周囲のPMに相談することなく(当然上司もそのような指示はしない)、ゼロスタートで「初めての試み」かのようにプロジェクトをスタートさせます。

 

リスクマネジメントもきちんとせず、行き当たりばったりですが、残業を月150時間ぐらいして、なんとかプロジェクトを完了させる。

 

翌年、Bプロジェクトが始まります。

Aプロジェクトに類似していますが、アサインされたSさんは、過去のプロジェクトの資料を見ません。資料はどこに保存されているか周知されておらず、また教訓登録簿もないので、見たくとも見ることが困難です。

 

しかたなく、またゼロスタートでプロジェクトを始めます。

 

Aプロジェクトに参加していたメンバーは、全員辞めているか、他のプロジェクトにアサインされているので、Bプロジェクトの事は知りません。

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 はい・・・

 

お分かりかと思いますが、過去のプロジェクトや他のプロジェクトからの教訓やどを蓄積させていない組織ですと、人員が成長せず、過去に体験済みの過ちを次のプロジェクトで同様の環境下になっても、事前に回避できずに同じ苦労をしてしまうのです。

 

プロジェクト知識のマネジメントは、このような状況を回避するためにも必要です。

 

プロジェクト知識のマネジメントのプロセスは、「過去のプロジェクトで得た知識を活用し新しい知識を生み出すことで、現行・未来のプロジェクトの目標を達成して、組織としての学習を高める活動」ともいえます。

 

プロジェクトそれぞれで、教訓登録簿(Lessons Learned resgister)を作成し、

プロジェクトの開始時から更新しつづけましょう!

 

そして、プロジェクトの終結プロセスで、プロジェクト全体を振り返り、

得た教訓を教訓登録簿にまとめて組織の財産にしましょう。

 

それが組織のプロセス資産になります。

 

先ほどのお話のつづきですが、

「AとBに類似のプロジェクトCにアサインされたNさんは、プロジェクトAやBで教訓登録簿が残されていれば、少なくともAとBで既に体験したリスクや過ちを無難に回避できる確率が高まりますね。」

 

これが、プロジェクト知識のマネジメントの重要性です!!

 

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